K-methodを受けた患者さまの声

兵庫県神戸市在住 大槻 光紀 様

10年程前から、座る仕事と運動不足のせいで、肩が凝り、背中と腰が岩の様に硬いと感じ、そのせいで、右手が少し痺れたように感じると思い込んでいました。
段々と症状は悪くなり、ボタンも止めにくくなり、一年半前には、突然 字を書く事、お箸で食べる事も出来なくなってしまいました。
これでは仕事ができないと、毎年人間ドックに行く病院に駆け込みました。
その日の内に、CT、レントゲン、MRIを撮り、神経内科の医師の診察を受け、その後、同じ病院の整形外科の医師を紹介され、「後従靭帯骨化症」で骨が神経を圧迫していると診断されました。
すぐに手術をと若い医師に告げられ、詳しい説明も無く、手術日を決めるだけのやり取りで、不信感の募った診察でした。
その後、知人から「父が後従靭帯骨化症の手術を木原先生にして頂き治った」との話を聞き、セカンドオピニオンとして、京都木原病院で診察を受けました。
木原先生の診察で、進行性のものなので、手術をして進行を止めるか、手術をせずに寝たきりの生活になるか、の選択と言われ、手術をしようと決心しました。

当日、手術室に入り全身麻酔で深い眠りに入った瞬間に肩をたたかれ、「終わりましたよ」と一瞬の出来事でした。
頸椎の第3、第4、第5と3個の人工骨を入れてもらい、1日目からコルセットをして、東寺の桜を見る散歩も出来ました。妻の撮ってくれた手術跡の写真を見ても、3センチ程しか無く、木原先生の高い技術には驚きました。

東寺には毎月のお大師さまの言葉が門に張り出されます。
手術入院した4月のお言葉は
「我が身に無数の如来あり、是れ賢ごうの千仏なり」です。
如来は身近な人たちに姿を変えて見守って下さっていると言う意味と記憶しています。
京都木原病院での入院生活で第2の人生をスタート出来る体と心を戴きました。
2020年4月2日に手術を受け、4月20日に退院させて頂きました。
手術後、日々回診して下さった木原先生、回復室での見守る様な看護、入院中の看護師さん、スタッフの笑顔と挨拶、木原病院の家庭的な看護と心遣いには安心感を得ました。感謝しております。
そして、入院中支えてもらった家族、会社のメンバーにも感謝しています。
木原先生の技術を継承する多くの若い医師が育つ事と、益々の京都木原病院のご発展を祈願しております。

ありがとうございました。