【医療関係者向け】K-methodについて

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こちらのページでは医療に従事されている皆さま(医師、薬剤師、看護師 など)を対象にK-methodの適正使用のための情報を提供しています。
医療関係者の方々への情報提供を目的としておりますので、医療用語を使用して
おります。

K-methodを見学したドクターから寄せられた感想

フジ虎ノ門整形外科病院 整形外科
土田 隼太郎 先生

初めてK-methodを見学した時、小皮切にもかかわらず常にいい視野が得られ、滞りなく手術が進行していて、従来の椎弓形成術とは全く別の手術のように感じた。あまりにスムーズに進行していくさまを見て、あの体位とあの開創器があればあのようにして何とか同じ手術できるだろう、という漠然としたイメージを頭に描いた。

が、しかしである。自院に戻って早速K-methodを始めた経験豊富な上級脊椎外科医は、いきなり壁にぶち当たっていた。展開は5cmと大きくしたにもかかわらず、出血のコントロールに苦慮し、思うような視野が得られない。開創器の代わりに自分が筋鈎を引き、両手でハイスピードドリルを操作する。そんな"今まで"の方法で"新しい"手術に挑んでいたため、無事に手術は成功したものの、見学で見たようなスムーズな手術をすることはできなかった。

自分は定期的に木原先生のところへ手術見学に行っていたが、やがて自分もこの手術を始めるにあたり、できる限り"本家"と同じになるように環境を整えて臨むようにした。