K-methodを受けた患者さまの声

埼玉県川口市在住 下田 将博 様

 後縦靭帯骨化症の頸椎、黄色靭帯骨化症の胸椎、腰椎と広範囲に約十年掛けて広範囲に発病。
59歳当時、握力も左右20Kg、まっすぐ立てているつもりでしたが、皆から前傾している。つんのめって歩いている。と言われ、段差なくとも躓く状態でした。
近くの病院では、「転倒に気を付けて様子を見ましょう。握力下がってきましたね。」が決まり文句のようでした。左腕がしびれてきて仰向けに寝むれず、次第に起き上がるのも面倒になってきていました。それでも何とか仕事をしていました。
その時期、先輩が木原先生のテレビを視て「一度聞いてみたら?」と言われ、セカンドオピニオンで伺いました。
先生は、「放置しても一切良くはならない。早く手術した方が楽になる。」と。
その時に病気の特性や、手術方法、その後の状況などをご説明いただきました。手術方策の違いや圧倒的な経験値の違いに信用できると感じ入りました。その場で、「よろしくお願いします。」とお願いしました。
それでも多少の不安はあるもので2019年10月末、1回目の頸椎手術の時は、緊張していたかもしれません。入院後、朝晩先生が来られて「大丈夫?」と声を掛けていただいたり、看護師のみなさんが笑顔で接してくれて、励みになったことを思い出します。
嫁は観光気分で付き添ってくれたのも気分転換になりました。
手術は、点滴で麻酔を入れ目が閉じたら「起きてください」と言われ「終わりました」と。あっという間でした。術後の一晩目は時間が遅く感じました。先生は、「手術成功」と言われました。
私の場合は、気づくと左腕が動かず、しびれて不安になりましたが「次第に動くようになる」と先生に言われその通りでした。右手の握力は30Kgまで回復。左は20Kg現状維持でしたが、それでも以前とは比べものにならない回復でした。先生より手術翌日から、歩けるなら無理せず歩くようにご指導があり、歩行器で部屋内を歩き、すぐ東寺周辺を歩き倒しました。経過順調。
でも首の位置が前傾していた頃から正規の位置になったため、術後1週間は不安がありました。それも歩くことで解消していきました。
嫁はお土産買って笑って帰りました。その後は、不安は無くなり歩き倒しながら京都巡りして、3週間の闘病生活が終わりました。
2020年3月2回目は、腰椎手術でお世話になりました。コロナの影響で危ぶまれましたが、大手術でも問題なく成功。副院長さん総出でご対応いただきました。
木原院長より「無事成功!癒着して大変だった」と。こころより感謝の握手をさせていただきました。腰が伸びて仰向けに寝むれて、翌日から歩行器で歩けました。
嫁が木原先生に思わず「なんか胴が長くなった気がするのですが?」と真顔で言い出し、一同涙をこらえて笑ったことが心より安堵した瞬間でした。
ここから、生きることが楽になってきました。頸椎の時と比べると腰椎の方が私は楽に感じました。
手術の慣れない中で頸椎は寝返りなど気を遣うためかもしれません。多分最初の手術はだれでも不安になるでしょう。でも大丈夫です。コロナであまり遠くまでは歩けませんでしたが、あっという間の3週間でした。
2020年7月3回目は胸椎手術。コロナ禍で嫁の付添もありませんでしたが、何の不安もありませんでした。
術後、先生よりガッツポーズをいただき感謝の握手、握手。翌日から歩行もできて先生は勿論、優秀な看護師さん、スタッフさん全員が笑顔で対応してくれました。
左腕のしびれは、ほぼ無くなり握力も少しずつ回復してきました。右は握力40Kgまで回復。足裏のしびれも徐々に変化しリハビリは継続中です。
この時には、会社の後輩も同じ病で入院していて、お互い驚きました。「元気になりましたね」と言われたことが印象的でした。
彼は頸椎術後の胸椎手術の2回目の入院でした。「問題なく終わるよ。安心していいよ。」先輩らしくアドバイス。「おっしゃる通りでした」と元気で退院し会社で仕事も復帰しております。
現在、私は仕事復帰しながら元気でリハビリ継続して歩いております。
あらためて木原先生、副院長さん、スタッフさん、看護師のみなさんに心より感謝を込めて笑顔で言います。「ありがとうございます!」