サムカワフードプランニング株式会社 代表取締役社長 寒川良作 様
今から数年前の春、それは突然やってきました。いつものとおり首のマッサージを受けた後、急に強烈な痛みとしびれに襲われたのです。
自宅そばの病院で診察を受けたところ、病名は「頚椎ヘルニア」。自然治癒を待つか手術するしかないということでした。しかし、場所が場所だけに手術はどうしても抵抗があったので、牽引などの治療を続けながら自然治癒を待ちました。
その後しばらくして痛みや痺れが軽減されてきたのですが、張りがなかなか癒えず、心配になった私はセカンドオピニオンをと思い、木原先生をご訪問したのでした。
この時の診察で、頚椎ヘルニアだけでなく「後縦靱帯骨化症」も併発していることがわかりました。極めて厳しい状況で、少しでも頚椎に傷が付けば半身不随になることもありうる、即手術を行い抜本的に治すほかないというご説明をいただきました。
帰りの新幹線の中、自然と涙が流れ落ちる私が居ました。
一生懸命頑張って生きてきて、これから更に夢に向かって進んで行こうと思っていた矢先に、どうしてこんなことになってしまったのだろう。もし手術に失敗したら、どうなるのだろう。本当に手術など受けていいのだろうか。結果、その時は一度手術をお断りしたのです。
とは言うものの、多少の動作にも気を遣う日々。時には痛みやしびれも色々な方のお話しを伺う中で、やはりこの苦しみから抜け出すには手術しかない。これから生涯、体の中に爆弾を抱えながら生きるくらいならと考え、決断したときには更に半年の時間が過ぎていました。そして改めて木原先生に手術をお願いしました。
実際手術室に入っていたのは、2~3時間くらいでしたでしょうか。その翌日、麻酔が切れた後は痛みと戦う苦しい時間でした。ところが更にその翌日には自力で歩けるようになり、3日後には琵琶湖を散策できるほどに快復しました。足どりが軽く感じたのは、それまでヘルニアなどのせいで知らず知らずのうちに体が重たくなってしまっていたのだろうと思います。
今では首の張りが多少あるものの、これも遠からず取れるだろうと診断をいただいています。何より、不安を抱えていた日々から解放された喜びを毎日感じています。まさしく木原先生に新しい体、新しい人生をいただいたようなものです。文字通り命の恩人である木原先生には、心から感謝しておりますし、また私のような苦しみを持っている人をこれからも一人でも多く救っていただければと願ってやみません。
この度は本当にお世話になりました。ありがとうございました。