株式会社キャスト 代表取締役 徳田 博 様
木原先生へ
思えば今の自分がある事が本当に信じられません。
手術を受けて今日で丁度1ヵ月、1ヵ月前は指先が痺れ、手に力が入らなくなり、住所も初めの2文字を書いたくらいでそれ以上書けなくなり、判も押せなくなり、両腕、両手に圧迫感が出てきて、例えば両手で結んで開いてをする時に異常な力が要るようになり、結んだ指が解けなくなったり、下肢は下肢で右足は痛くて膝を曲げて支える事ができなくなり、階段で転倒したり、昇り降りができなくなって、歩くのも右足を引きずりながら杖を付いて歩くのがやっとでした。青信号で横断歩道が渡りきれない、日に日に悪くなる病状にこれ以上悪くならないように手術の日が待ち遠しいそんな心境でした。手術をして病状の悪化が止まればいい、そう思って受けた手術でした。
ところが手術2日後、立てるようになり杖を使わなくても両足で歩けるようになったのです。勿論今まで使わなかった右足は筋肉が落ち違和感があるにせよ、ぎこちないにせよ、両足で歩けるようになったのです。指先の痺れは何となく残っているという感じで、時々フラッシュバックのように手が固まってしまう事があっても一時的なものでした。
そして今、手の痺れも圧迫感も取れ、もう右足を軸に軽い屈伸まで出来るようになり、日に日に良くなって行く実感が有り、ついつい欲張ってリハビリをしてしまって疲れてしまう、この頃です。長く掛かって落ちた筋肉も1,2週間で戻るはずも無い事は分かっていても、動ける自分が嬉しくてつい頑張ってしまう自分がいます。階段もまだ手すりは持ちますが両足で一段ずつじゃなく片足で一段ずつゆっくりですが昇り降り出来るようになりました。
手術前に手術をしてこのまま病状の悪化が止まり、杖をついて歩く生活でこれからの人生を送っても仕方ないと考えていた私にとって今の自分は別人のようです。
本当に木原先生には、なんと感謝申し上げていいのか言葉が見当たりません。
先生におかれましてはこれからも健康に留意され、頚椎の病気で困り悩んでいる人々を先生のすばらしい技術と腕でお救い下さるようお願い申し上げます。本当にありがとうございました。