映像カメラマン 浜崎 務 様
私が初めて肩に違和感を感じたのは10年ぐらい前です。
その時は撮影(映像カメラマン)による疲労か単に四十肩ぐらいにしか思っていなかったのですが、病院に行って診断されたのは頚椎椎間板ヘルニアでした。驚きはしましたが、今はどうこうする問題ではないと言う事だったのであまり心配する事なく、そのまま過ごし、痛み止めは処方してもらったと思いますが仕事はそのまま続ける事は出来ました。
痛みも治まり次に痛みを感じたのは二年前の冬です。
その時は肩の痛み(腕が肩より上に上がらなくなり)と左手指先の痺れが一緒に来て痛みがひどかったんで、病院に行って検査(MRI検査)をすると脊柱管狭窄症と診断され、その時も驚きはしましたが手術するまでも無いと言う事で鎮痛剤と血流を良くする薬を処方してもらって、そのまま過ごしました。手の痺れはずっとありましたが仕事は続けることが出来る状況でした。
その次に痛みを感じたのは、仕事のため大阪から東京に移動(車)した時に肩から首にかけて激痛を感じたが、移動中に車内で寝た事もあり寝違いだと思っていました。ただ翌日の撮影は痛みとの戦いで腕を肩より上に挙げようにも挙らないし手の痺れも激しくて大変な思いをしながら一日を終え、痛みに耐えながら三日間ぐらい撮影をして自宅に戻り、以前行った整形に行くと完全予約制になっていたので、予約だけして違う整形に行き、そこで脊柱管狭窄症と診断されましたが手術はしなくてよいと言われ、鎮痛剤と血流をよくする薬の処方と、温熱と電気、頚椎牽引器でのリハビリをする事になりました。でもまだ痛むので鍼灸整骨院に行って針を打ってもらいましたが痛みが引く事は有りませんでした。夜も痛みで寝返りを打つ事すら出来ない状況でした。最初に行った病院の予約日に行くと(レントゲン、MRI検査もせず)脊柱管狭窄症の為でしょうと言うことで鎮痛剤と血流を良くする薬の処方だけで終わりました。
流石にあまりに痛むのでカメラマン人生を考えましたがその後は重たいカメラでの仕事を控えながら仕事を続けてきました。
木原先生にお会いしたのはテレビ番組「Crossroad」でスーパードクター木原先生を紹介するドキュメンタリー番組でした。
まず驚いたのは術後すぐに(手術室で)目覚めた患者さんが不自由だった手足か動くようになっているのを撮影した瞬間でした、皆さん不思議がっていました。
そして、手術翌日には院内を歩いているではないか、患者さんに尋ねると大丈夫と皆さん答えるんです。頚椎の手術をして翌日ですよ。(二時間ぐらいの手術で)
通常なら20センチもメスを入れなくてはいけない所を先生の手術はたったの3センチほど、それも筋肉を切らずに手術をするので回復も早くて手術翌日には歩けるみたいです。
術後皆さんがおっしゃるには信じられないの連続でした。
痺れがなくなった、体が軽くなった、普通に座れるようになった、それと目がよく見えるようになった、など良い意見ばかりでした。皆さん先生に感謝しておりました。
私ですが撮影の合間に検査(MRI)をして頂いたら頚椎がかなり悪くなっていて変形性頚椎症と診断されました。手術をどうしますかの質問に即座にお願いしますとお伝えしました。なぜなら先生の手術を撮影しましたし、患者さんの意見を聞いていたのでまったく不安は有りませんでした。
手術の3日ぐらい前に入院して普通に過ごし、当日オペ室に行って会話していたかと思うと次の瞬間にはもう手術が終わっていました。僕からしたら一瞬にしか思いませんでした(全身麻酔は本当に一瞬でした)。
術後はオペ室で手足を動かす儀式をして問題なく動き、目覚めたときの木原先生の笑顔を今でも覚えております。手術をしたその日だけは安静ですが次の日は部屋で過ごせるようになり午後からは食事も出来るようになりました。
自分自身がびっくりしたのは痺れが無くなっているのはもちろん、目が良く見えるようになったことと、血圧が下がったことには流石に驚いています(因果関係はわからないみたいですが)血圧に関しては降圧剤を飲まなくても飲んだときぐらいに下がっている。
手術翌日からは院内を歩けるようになりますので院内をうろちょろしてました(撮影で知っていたのですが自分が体験するとやっぱり信じられませんでした)すごい!。食事も3日目からは普通食(いつもホカホカご飯とおかずですごく美味しい)、3日目からは半身シャワー、1週間後からは全身シャワーも可能になり、歩行も3日目ぐらいから外に行ってもいいので私は午前と午後に1時間30分づつぐらい歩いてました。最初は肩こりみたいな症状があったのですがその症状も日に日に良くなり退院するころには無くなっていました。
経過は順調とのことで予定通り退院することが出来、入院はしてましたが普段と変わりない生活で、頚椎の手術をしたとは思えないぐらい普通の生活ができましたし、部屋も明るくテレビ、冷蔵庫、インターネットなどもあり、空調も自分の好みに調整できるので快適でした。看護師さんたちもすごく明るくいつも笑い声が聞こえていましたし親切だったので入院していると言う暗いイメージはまったくなく、楽しく入院生活をすごせました。
術後一ヶ月でカラーの装着もしなくて良くなり、普通の生活ができるようになり(しばらくは首を動かすのが怖かったですが)ました。
現在は術後2ヶ月ぐらいなのですが、以前の痛み痺れもまったくなく撮影現場に復帰しています。キャッチボール、ノック、(野球のコーチをしている関係で)ジョギング等不自由なく出来ています。
木原先生のすごいところはオペの技術も最高ですが、オペに使用する器具も改良に改良を重ね自分に使いやすい最高の器具を妥協しないで作っているのがすごいと思います。人工骨も研究、実験を重ねすばらしい人工骨が出来ています。
それと、オペ室の装置、MRIなども最新のいい機器を導入されています。
皆様、頚椎の手術は怖いというイメージがおありだと思いますが、手遅れになる前にまず先生に診ていただいて相談されるといいのではないでしょうか。
京都脊椎脊髄外科・眼科病院は木原先生はじめ小泉ドクター、検査技師、看護師さん達、職員の皆様すごく親身になって接して下さるので安心して受診できると思います。